各検査について|外苑東クリニックについて|外苑東クリニック
検査のご案内
Guidance

各検査について

受診されるコースにより検査項目が異なります。

  • 内科診察

    • 問診

      既往歴・業務歴、喫煙・服薬歴、自覚症状・他覚症状等

    • 所見説明

      放射線科専門医にしてPET検査の権威のひとりである院長より、詳しく説明いたします。
      わからない事があれば何でもお尋ねください。

    • 乳房の触診

      乳房にしこり(腫瘤)がないか、大きさ、形状、硬さ、辺縁や表面の性状、圧痛の有無、乳頭分泌、へこみやひきつれなど、視診ではわからないさまざまな乳房の状態を調べます。

  • 生理学検査・1

    • 身体計測(身長・体重・腹囲・体脂肪率・BMI・肥満度)

      身長が病気に関連することはありませんが、体重との割合は血液と血管、内臓に大きく影響しています。
      体重が多いと必ず病気になるわけではありませんが、長期的に病気になるリスクは高まります。BMIは体重だけではわからない肥満度を表す国際基準で、日本人は18.5~24.9が普通とされています。

    • 血圧計測

      血圧は肥満気味の人や年齢によって、その範囲に多少の個人差がでます。
      一般的に、上(収縮期)が140mmHg以上、下(拡張期)が90mmHg以上の方を高血圧と診断されます。診断する医師や機関等によって多少前後する場合があります。
      また血圧は、運動後や興奮・緊張状態でも上昇し日常生活の様々な影響を受けて常に変動しています。ですので定期的な血圧測定を実施しないかぎり正確な血圧値がわかりません。ちなみに朝、起床直後の血圧値が最も高いという人が多いようです。

  • 生理学検査・2

    • 心電・脈波

      心電図: 心臓の筋肉が収縮する度に発生する微量の活動電流の変化から、心臓の病気を発見します。
      心電図の診断結果では狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓肥大、心膜炎、冠動脈不全、高血圧症、動脈硬化症などを疑うことができます。
      脈波:身体組織のある部分への血液の流入によって生じる容積変化を体表面から波形としてとらえたものをいい、血管運動反応をとらえます。脈の伝わる速度を測ることで心血管病の発症リスクがわかります。

    • 視力・聴力

      視力: 診断結果では近視、乱視、遠視などを疑うことができます。ただし、視力の検査で分かる近視、乱視、遠視を病気と呼ぶことは少なく、眼底検査で発見できる白内障、緑内障、動脈硬化が眼の病気と呼べます。

      聴力: 診断結果では難聴、中耳炎、耳下腺炎などを疑うことができます。早期発見が目的ですので、難聴と指定された場合はさらに細かい診断を受け、外耳、鼓膜、耳小骨、中耳腔、内耳のどこに原因があるのかを調べます。

    • 眼圧・眼底

      眼圧: 眼球内の圧を測定する検査で、血圧とは異なります。緑内障などの疾患では眼圧が高くなります。

      眼底: 血管の状態を直接観察できる唯一の場所です。動脈硬化、高血圧、糖尿病、高血圧性眼底、高血圧性網膜症、腎臓病などを疑うことができます。

    • 肺機能

      肺の容量や、肺の働く能力がわかります。肺機能検査で疑われる疾患には気管支拡張症、肺腺維症、肺結核、喘息、慢性気管支炎、肺気腫があります。

  • 超音波検査・1

    超音波を当ててその反響を映像化することで、臓器の内部の状態を調査することができます。
    のう胞、石灰化、結石、腫瘍などの病変を捉えることができます。

    • 上腹部

      肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓を検査します。(胆石症、脂肪肝、肝癌、腎結石など)

    • 下腹部

      膀胱、前立腺、子宮・卵巣を検査します。(膀胱腫瘍、前立腺肥大、子宮筋腫、卵巣腫瘍など)

    • 乳腺(女性のみ)

      しこり(腫瘤)が良性か悪性か調べる検査です。良性の乳腺症やしこりのようなものから、乳がんまで早期に発見することが出来ます。

    • 甲状腺

      甲状腺腫瘍、甲状腺腫などがわかります。

  • 超音波検査・2

    超音波検査については超音波検査・1を参照ください。

    • 頸動脈

      首の左右には脳に血液を送っている頚動脈という大事な血管があります。頚動脈の動脈硬化(ITM)、脳梗塞の起こりやすさなどを調べます。

    • 心臓

      心臓は、左心室、右心室、左心房、右心房の4つの部屋と、逆流を防ぐための4つの弁からなるポンプです。心臓の大きさ、動き、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判定します。

  • X線検査・1

    • 胸部撮影

      診断結果では肺癌、肺結核、肺気腫、肺線維症、大動脈瘤、心臓肥大などを疑うことができます。

    • マンモグラフィ(女性のみ)

      マンモグラフィーとは、乳房の専用のレントゲン撮影です。乳房を圧迫して乳腺を撮影し、腫瘍や石灰化などを見つけます。触診検査では、発見できない小さい早期がんを発見することができます。

  • X線検査・2

    • バリウム透視

      発泡剤とバリウムを飲み検査します。食道や胃、十二指腸の形状粘膜の状態を見ることができます。粘膜のくぼみや、胃炎の有無なども見ることができます。

  • CT検査

    • 胸部CT

      肺がん、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症などの病変を見つけるために行なわれます。
      特に、肺がんの診断には、いまや欠かせない検査となっています。

    • 内臓脂肪CT

      内臓脂肪と皮下脂肪を計測する検査です。

  • PET検査

    • 全身PET-CT

      がんを検査する方法の一つです。
      通常、がんは、実際に腫瘍(できもの)ができたり、体に変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞の成長がある程度進んでからでないと発見しにくい病気でもあります。

      PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用します。ブドウ糖に近い成分(FDG)を体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影します。するとブドウ糖(FDG)が多く集まるところがわかり、がんを発見する手がかりとなります。従来の検査にくらべて、ずっと小さな早期がん細胞まで発見することが可能になりました。

    • 乳腺PET-CT(女性のみ)

      うつぶせになり、乳房を下垂させ撮影する検査です。
      乳がん、乳腺症など乳房にできた腫瘤と正常な乳腺組織とを鑑別できます。

    • MAMMI Breast PET(女性のみ)

      乳がんを検査する方法の一つです。全身PET同様、ブドウ糖の性質を利用した検査です。
      全身PETに比べ、検出器が乳房に近い為、高感度・高解像度の画像を提供でき、
      微小な病変を識別することが出来るので乳癌の早期発見により役立ちます。

  • MRI検査・1

    • 下腹部

      男性は前立腺、女性は子宮・卵巣などを調べます。子宮入口はもちろん、発見が困難な奥の部分のがんや、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍などを調べます。

    • 全身拡散強調

      MRI撮像法の一つで、水分子の拡散運動を画像として反映させています。腫瘍・梗塞・炎症などの病変はこの拡散運動が小さくなるということが分かっており、この状態を画像化することによって、これらの病変を検出することができます。

  • MRI検査・2

    • 上腹部

      肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などの疾患を調べます。

    • MRCP

      MRCPとは、MRI装置で胆嚢・胆管・膵管を描出する手法です。 胆管系や膵管の状態がわかるので、胆管拡張症、膵管拡張症、胆石、総胆管結石、胆管がん、膵臓がんなどに有効です。一般的には内視鏡を用いて検査する内視鏡的逆行性胆管膵管造影法(一般造影検査を参照)がありますが、 MRCPは造影剤やカテーテルを使わないので苦痛が少なく、また合併症もなく非侵襲的に行えます。

  • MRI/MRA検査・1

    • 頭・頸部(MRI、MRA)

      頭部MRI:症状の伴わない、小さな脳梗塞、脳腫瘍や出血などの脳の病気を発見することができます。


      MRAはMRIと同じ原理を利用して、血管の様子を立体画像として映し出す検査です。

      頭部MRA:死亡率の高い、くも膜下出血、脳動脈瘤や脳動脈の閉塞などを発見することができます。

      頸部MRA:脳梗塞の大きな原因となる、頸動脈の動脈硬化の程度がわかります。

  • MRI/MRA検査・2

    • 心臓・冠動脈(MRA)

      心臓MRI:心臓のポンプ機能と局所心筋壁運動を診断し、心臓の形の異常や機能を調べます。

      冠動脈MRA:冠血管(心臓の栄養血管:この血管が閉塞すると心筋梗塞になる)を描出し、冠血管の狭窄の有無(心筋梗塞発症の可能性)がわかります。

  • 機能解析

    • 認知症

      脳萎縮度合の分析、脳内の糖代謝機能の状況をイメージ化し、アルツハイマー病等の認知症の解析を行います。

    • 心機能

      冠動脈MRA検査、心筋の血流状況をイメージ化し、解析を行います。

    • 免疫力評価(オプション検査)

      一般血液検査と血液中のリンパ球のCD分析データを基に免疫力をグレード評価し、生活環境及び変化による身体への影響効果を免疫力マップとして機能解析します。

  • 血液検査・1

    • 貧血・多血

      赤血球数:赤血球は血液の主な細胞成分で酸素を肺から各組織に運びます。貧血の有無を調べます。

      白血球数:白血球は感染をくい止める働きを持った血液細胞です。感染症や血液疾患の有無を調べます。

      赤血球恒数:赤血球の大きさ、赤血球に含まれるヘモグロビンの量を調べる検査です。
      MCH(平均赤血球血色素量)、MCV(平均赤血球容積)、MCHC(平均赤血球血色素濃度)があり、この検査から貧血の種類を推測できます。

      血小板数:怪我をしたときなどの出血を止める役割を持つ血液成分の一種です。慢性骨髄性白血病、真性多血症、原発性血小板増加症や急性白血病、再生不良性貧血などを疑うことができます。

      赤色素量(ヘモグロビン):赤血球に含まれているたんぱくの一種で血の赤さの元です。
      ヘモグロビンが酸素を運ぶので血色素量を測定することで貧血かどうかを判断します。

      血清鉄:血清鉄は血清中に含まれる鉄分のことで、鉄欠乏性貧血、真性多血症、悪性腫瘍、慢性炎症性疾患などを疑うことができます。

      ヘマトクリット:血液中に占める血球の容積の割合を意味し、基準値よりも低い場合は、いわゆる「血が薄い」状態であり、貧血が起こりやすくなります。割合が低い場合、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、出血原因貧血などを疑うことができます。割合が高い場合、多血症などを疑うことができます。

      血液像(白血球分画):一般に白血球といっているのは、5種類の重要な白血球(好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球)を総称しているもので、これを白血球分画といいます。検査では好中球をさらに棹状核球と分葉核球に分類して測定を行ないます。正常な状態のときはそれぞれの占める割合が一定範囲内に保たれていますが、からだになんらかの異常が発生するとお互いの比率に変化が現れます。分画の増減により感染症、炎症、外傷、白血病などを疑うことができます。

    • 貧血・多血

      血液から赤血球や白血球などの血球成分を取り除いたものを血清といい、血清に含まれる脂肪が血清脂質です。血清脂質はコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸などからなります。

      総コレステロール:高い値の場合、糖尿病、動脈硬化、甲状腺機能低下症、脂肪肝、膵炎、ネフローゼ症候群などを疑うことができます。低い値の場合、貧血、栄養障害、甲状腺機能亢進症、肝疾患、悪液質などを疑うことができます。

      HDL(善玉)コレステロール:血管の壁などに余計に付着しているコレステロールを回収する役割のあるコレステロールです。値が小さい場合動脈硬化などのリスクが高まります。

      LDL(悪玉)コレストロール:値が高い場合、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、抹消動脈硬化症などの疾患リスクが高まる事が明らかとなっています。

      中性脂肪:皮下脂肪の主成分で過剰な中性脂肪は肥満を生み、動脈硬化症、脂肪肝、高血圧、心臓病、糖尿病などの生活習慣病の要因となります。

    • 糖尿・炎症

      血糖:糖尿病で高値を示します。通常一定の濃度に保たれていますが、それが超過してしまうと、すい臓からインスリンが分泌され血糖を下げようとします。インスリンの分泌量が不足してしまうと、血糖が下がらなくなってしまいます。

      ヘモグロビンA1c:高値を示すほどたくさんのブドウ糖が余分に血液中にあって、ヘモグロビン(血色素)と結合した事を表します。過去1~2ヶ月の血糖状態を表すので、血糖値よりも正確な血糖状態を教えてくれます。血糖値はあくまでもその血液検査をした時の血糖状態です。糖尿病、腎不全鉛中毒で高値を示し、赤血球の寿命短縮では低値を示します。

      CRP:急性の炎症や組織の損傷で血清中に増加し、病気の経過観測に有用です。

      RF(リウマチ因子)定量:リウマチとは、筋、腱、靭帯、関節に症状が出る病気の総称です。一般に重症の関節リウマチ(RA)や関節外症状を伴う悪性関節リウマチ(MRA)ではRFが高値を示すことが知られ、陽性は陰性に比べ関節病変の進行の程度が強いことから、予後を左右する重要なファクターと考えられています。

    • 肝炎ウィルス

      HBs抗原、HBs抗体:HBs抗原はB型肝炎を引き越すウィルスです。これに対してHBs抗原に反応して免疫作用を持つ物質がHBs抗体です。肝炎ウィルスによる感染症の有無や肝機能障害のリスクを調べます。

      HCV抗体:C型肝炎ウィルスに感染すると体内に抗体が作られます。その抗体物質を抽出し、肝炎ウィルスによる感染症の有無や肝臓がんなどの肝硬変、膵臓がんなどの肝臓等肝臓障害のリスクを調べます。

  • 血液検査・2

    • 肝胆膵

      総ビリルビン、直接ビリルビン:肝障害や胆汁うっ滞時(胆汁の流れが減少または停止している状態)に増加し、黄疸の判別に有用です。溶血(血液中の赤血球が崩壊してヘモグロビンが流出すること)でも高値になります。総ビリルビンの数値が大きく、直接ビリルビンの値も伴って上昇している場合には、肝炎や胆石、胆道がんなどが疑われます。

      総蛋白(タンパク):血清の中の蛋白の総称で、主な成分はアルブミンとグロブリンです。高値の場合は、脱水症によるアルブミンの増加を除けばグロブリンの増加が疑われ、低値はアルブミンの減少が疑われます。

      アルブミン:肝臓のみで生成され、肝臓に異常があると減少します。また体外への漏出(ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症等)や代謝亢進(甲状腺機能亢進症等)、栄養不足でも低値を示します。

      A/G比:血清中のアルブミンとグロブリンの総量との比であり、慢性炎症、多発性骨髄腫、自己免疫性疾患、悪液質、肝硬変、慢性肺炎、急性肺炎等で低値を示します。

      TTT、ZTT:主として血清アルブミンの減少とグロブリンの増加を反映する膠質反応(血清たんぱくの変化を調べる)の1つで、肝障害時における血清たん白成分の異常を推測するための検査です。TTT値を調べることにより、肝疾患あるいは多発性骨髄腫のようなグロブリンが増加する疾患を、一方、ZTT値を調べることにより、骨髄腫などの白血症を推定することができます。

      LAP:蛋白質を分解する酵素で、健康な人では胆汁中に多く含まれています。肝・胆道の閉塞状態を知るのに利用されます。閉塞性胆道疾患、急性・慢性肝炎・悪性リンパ腫、白血病などで高値になります。妊娠によっても高値を示します。

      ch-E:肝細胞で合成されて血液中に分泌される酵素です。肝障害、血液疾患等で低値を示し、脂肪肝、ネフローゼ、糖尿病等で高値を示します。

      LDH:細胞内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素で肝細胞、心筋、骨格筋、血球など全身のあらゆる細胞に含まれています。障害があると上昇します。肝疾患、心臓疾患、血液疾患、悪性腫瘍等で高値を示します。

      GOT:肝臓、心筋、骨格筋に多く含まれている酵素です。肝障害や、心筋梗塞、筋疾患で高値を示します。

      GPT:肝細胞に多く含まれている酵素で肝細胞の障害(破壊)を反映し、肝炎、肝硬変、肝腫瘍等で高値を示します。GOTとGPTの比をとることにより、各種肝疾患のおおよその鑑別ができます。

      ALP:エネルギー代謝に関わる酵素のひとつで、ほとんど全ての臓器や組織に含まれています。特に胆道系の細胞に多く含まれています。肝疾患、胆道疾患、骨疾患等で高値を示します。

      γ-GTP:アルコールや薬物は酵素誘導作用があり肝内のγ-GTPタンパク質を増加させます。脂肪肝、胆汁うっ滞時(胆汁の流れが減少または停止している状態)や閉塞性黄疸、アルコール性肝障害で高値を示します。

      血清アミラーゼ:アミラーゼは主に膵臓と唾液腺から排出される消化酵素です。急性・慢性膵炎など膵疾患、流行性耳下腺炎等で高値になります。

    • 感染・血液型

      ASO:腎炎や猩紅熱(しょうこうねつ)、扁桃炎、中耳炎などの引き金になる溶連菌(溶血性連鎖球菌)に感染すると、それに対抗するために血液中に出現する抗体のことを指します。成人なら普通は誰でも体内に抗体を持っています。数値の大きさから、現在も溶連菌に感染中かどうかなどが診断できます。

      血液型;初回のみの検査となります。

    • 尿・腎

      尿素窒素:腎臓の機能を調べるための最も代表的な項目です。エネルギーとして使用された蛋白の燃えカスが、肝臓で尿窒素に合成され、腎臓でろ過されて、尿中に排泄されます。
      腎臓の排泄機能が悪化すると高値になり、腎障害が疑われます。

      尿酸:尿酸は骨髄、筋肉、肝臓で作られた後、その大部分は腎臓でろ過されて、尿中に排泄されます。
      痛風の原因となる物質です。高カロリー食、アルコール過飲の影響を受けるといわれていますが、腎疾患、血液疾患でも高値になります。

      クレアチニン:筋肉の運動やエネルギー消費に使用された、蛋白質の燃えカスとして、腎臓でろ過され尿細管を経て排出されます。尿素窒素と共に高値のときは腎機能が低下しています。
      筋肉の保有量などに比例する為、筋肉が萎縮する病気の診断にも使われます。

    • 甲状腺

      FreeT4、FreeT3、TSH:甲状腺は全身の発育を促進し、新陳代謝を調節したり盛んにしたりする甲状腺ホルモン(T4,T3)を作っています。このホルモンをコントロールしているのが甲状腺刺激ホルモン(TSH)です。T3、T4ホルモンが低下するとTSHは上昇し、T3、T4が上昇するとTSHは低下する。といったフィードバック機能があります。FreeT4、T3が高値の場合は甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病など)、FreeT4、T3が低値でTSHが高値の場合は甲状腺機能低下症が疑われます。

    • 循環器

      NT-proBNP【PET-CTがん検診+脳ドックは除く】:主として心室から分泌され、血管拡張作用、利尿作用をもち体液量や血圧の調整に重要な役割を果たしています。心不全では重要度に応じて増加する為、心不全機能評価法として重要です。

      CPK【三大疾患検診のみ実施】:身体の筋肉に多量に存在する酵素で、筋肉細胞のエネルギー代謝に重要な役割を果たしており、その数値は筋肉の状態と関連があります。骨格筋、心筋、脳、平滑筋などに障害をきたしている場合などの診断や経過観測に有用です。

      ホモシステイン【三大疾患検診のみ実施】:動脈硬化の危険因子の一つとして注目されています。高値になると血栓塞栓症や動脈硬化疾患が起こりやすくなります。

      高感度CRP【三大疾患検診のみ実施】:微量のC反応たんぱく質 (炎症時に増加するたんぱく質) の増減を感知する検査で、動脈硬化や狭心症などの心臓の病気の診断、管理に用いられています。また、炎症過程の一つの指標とされています。

    • 甲状腺

      H-ピロリIgG抗体:胃炎、胃潰瘍の原因といわれるHピロリ菌感染の既往を調べます。

      ペプシノーゲン:胃がんを発見する検査の一つです。胃がんの可能性が高いですが、陽性で胃がんでない場合や陰性で胃がんの場合もありますので、この検査だけでは判定はできません。画像診断などのその他検査が必要です。

      ABC分類:H-ピロリIgG抗体とペプシノーゲンを組み合わせてチェックします。胃の健康度に応じてA群、B群、C群、D群4群にリスク分類されます。

  • 血液検査・3

    • 腫瘍マーカー

      CEA:広範囲のがんに際して、非特異的に上昇します。転移性肝がん、消化器がん、膵臓がん、肺がん等で高値を示します。

      エラスターゼ1:蛋白分解酵素の一種で主に随伴性膵炎を伴う早期の膵がんにおいて高値を示すことから膵がん(膵頭部)における早期診断の補助に有用です。

      抗P53抗体:従来の腫瘍マーカーでは診断の難しかった早期の食道がん、大腸がん、乳がんでの検出が報告され、その有用性が認められています。

      CA19-9:消化器がん、特に膵・胆嚢・胆管がんにおいて高い陽性率を示すことから、これらのがんの診断補助、治療経過および再発のモニタとして有用です。

      SCC抗原:各種臓器の扁平上皮がんにつき診断の補助、予後や治療効果の判定あるいは症状の経過観測に有用です。ただし、がん以外でもアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそく・結核・腎不全でも高値になります。

      AFP定量/CLIA:肝臓がんに有用です。それ以外にも肝機能障害の早期発見や診断、治療の経過観察にも有用です。

      PSAタンデム(男性のみ):前立腺がんの診断・予後の判定、再発の発見に有用です。前立腺肥大症、前立腺炎でも上昇します。

      CA15‐3(女性のみ):乳がんの診断に対して特異性の高い腫瘍マーカーです。

      CA125(女性のみ):卵巣がんの診断・治療経過観測に有用ですが、卵巣のう胞、子宮内膜症、肝硬変、急性膵炎、月経、妊娠でも高値を示します。

      PIVKAⅡ:肝細胞がんで特異的に上昇し、肝細胞がんの治療効果判定マーカーとして有用性が認められています。

      DUPAN-2:膵癌・胆道癌・肝細胞癌に対して疾患特異性が高いが、良性疾患でも高値の場合があり、他の腫瘍マーカーと組み合わせて利用することが望ましい。

      SLX:癌細胞の血行性転移と関連しており、肺腺癌、卵巣癌、膵癌および癌の転移能の評価や経過観察に有用です。

      NCC-ST-439:乳腺、肺、胃、大腸、膵臓。胆道系などの癌の診断に有用であり、また、これらの癌の治療後のフォローアップなどに測定の有用性があります。

      NSE:神経内分泌腫瘍や肺がん、特に肺小細胞がんの腫瘍マーカーとして広く用いられます。

    • 免疫力測定(オプション検査)

      免疫力は主としてリンパ球からなる防御能力で、感染・ストレスから身体を守る機能のことです。
      採血より以下の7項目を測定します。各測定値を点数化し、点数合計を5段階で評価します。
      1.T細胞数:感染に際して身体の防御反応を担当するリンパ球の主要構成細胞です。
      2.CD8+CD28+T細胞数:年齢とともに減少します。多いほど若いという事になります。
      3.CD4/CD8T細胞比:免疫力の働きの一つの指標となり、ストレス時には減少する傾向があります。
      4.ナイーブT細胞数:新しい病原体に感染した時、増殖・発達し、新しい病原体に対抗するようになります。
      5.ナイーブ/メモリーT細胞比:免疫力の働きの一つの指標となり、ストレス時には減少する傾向があります。
      6.B細胞数:細菌・ウィルスなどを殺傷する抗体を生産する働きがあります。
      7.NK細胞数:ウィルス感染細胞や腫瘍細胞に対して、広範囲で作用します。

    • アクロレイン(オプション検査となります)

      脳梗塞患者の血中に増えることが判明している細胞障害物質のアクロレインの濃度を調べます。機能解析(脳梗塞リスク評価)の為の検査です。

  • 尿検査

    • 蛋白(タンパク)定性

      血液中のタンパクは腎臓で濾過(ろか)されますが、99%以上は尿細管で再吸収されて血液中に戻り、1%程度が尿中に排泄されます。このタンパク質がどれだけ尿中に漏れ出ているかを調べる検査です。

      陽性の場合に腎炎、膀胱炎、尿路結石、妊娠中毒症などの疾患の疑いがありますが、運動・食事・入浴・ストレスなどによっても陽性となることがあります。

    • 糖定性

      血液中の含まれるブドウ糖のことを血糖といい、このブドウ糖が尿中に漏れ出てきたものが尿糖です。体に異常が起きていると、血糖値が一定限度を超えたときに分解や再吸収が間に合わず、ブドウ糖が尿中へ出てしまいます。この代表格は糖尿病で、予備軍を含めると1600万人以上いると考えられています。

    • 潜血

      血液に存在する赤血球中のヘモグロビンが尿中に存在するかどうかを調べます。腎臓、前立腺、膠原病等の疾患で陽性となります。

    • 比重

      腎臓での尿の濃縮力を調べます。尿は、体内で余分な水分の他に体内の老廃物が含まれているため、水よりもやや比重が高くなります。比重により糖尿病、脱水(嘔吐、下痢、発汗、発熱など)や尿崩症、腎炎、腎不全などが考えられます。

    • 沈渣(ちんさ)

      尿中の有形成分(細胞や血球、細菌等)を顕微鏡で調べます。腎臓や泌尿器系疾患の診断、観察などの為に行います。

    • pH

      尿の酸性・アルカリ性を調べます。尿検査のpHが病気の判断基準になることは少なく、そのほかの検査数値と重ね合わせて判断することが殆んどです。酸性となった場合、疑われる病気は、腎炎、糖尿病、痛風などがあります。アルカリ性を示した場合は、まず疑われるのは尿路感染症です。腎盂炎や膀胱炎、尿道炎などがあります。

    • ビリルビン赤血球中のヘモグロビンが肝臓や脾臓などで壊されたときにできる胆汁色素のことです。急性肝炎、劇症肝炎、肝硬変、薬剤性肝障害、胆道閉塞、閉塞性黄疸などで陽性となります。

    • ウロビリノーゲン

      ビリルビンが腸に排泄され、腸内細菌によって分解されたものがウロビリノーゲンです。急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、溶血性黄疸などで陽性、閉塞性胆道疾患(胆石症、胆道がん)、抗生物質投与などで陰性となります。

    • ケトン体

      脂肪分解時の中間代謝産物です。糖代謝異常の指標により、糖尿病、長期断食、ストレス、ホルモン異常の際に陽性となります。

  • 便検査

    • 便潜血ヒトヘモグロビン

      消化管の潰瘍やがん、出血性素因のある疾患がわかります。目に見えない出血を発見し、大腸がんなどの発見に役立ちます。

  • 子宮検査

    • 細胞診・内診

      子宮の粘膜を器具で擦過(こすって)して、直接細胞を取り、顕微鏡でがん細胞の有無を判断する検査です。

    • HPV

      HPV(ヒトパピローマウイルス)は半数以上の女性が一生に一度は感染するといわれているほど、ごくありふれたウィルスです。子宮頸がんの原因の99%はHPVが原因である事が解っています。 HPVには100種類以上のタイプがありますが、16型、18型をはじめ10数種類が子宮頸がんに深く関係のあるタイプとして知られ、ハイリスク型のHPVといわれています。この感染を調べる検査です。
      細胞診とHPV検査を組み合わせることによって、子宮がん検診の精度をほぼ100%にすることができます。

    • クラミジア、淋病

      尿道や子宮頸部からの分泌物からクラミジア、淋菌に感染しているか調べます。

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